夏は日が長いため、明るいうちにやっておきたい掃除の時間をたっぷりと取ることができます。
子どもたちは夏休みなので、家族全員で分担を決めて家中の大掃除をする日を作りやすいというメリットもありますね。
キッチン周りなどの油汚れは、気温が低い季節は固まっていて落としづらいですが、暑い夏は汚れも緩んでいて落としやすくなっています。
水道水の温度も冬に比べて高めなので、水だけで落とせる汚れが増え、お湯を使う量の節約にもなります。
浴室は家の中でも特に、夏にしっかりと掃除をしておきたい場所です。
夏はシャワーで済ませることも多く、せっけんやシャンプーの泡などが飛び散りやすくなります。
せっけんカスなどはカビのエサになることもあり、また高温多湿な夏はカビが繁殖しやすい季節でもあります。
黒い点が見えたら、それはカビの巣のようなもの。
そこからカビの胞子が舞い上がり、繁殖する元になります。
換気に気をつけながら、市販のカビ取り剤でしっかりと落としてしまいましょう。
夏の間にカビ取りをしておくことで、冬の風呂場の大掃除がぐんと楽になります。
シャンプーなどのボトルの裏のぬめりもきれいにしておきましょう。
また、ボディブラシやスポンジなどがカビの温床になっている場合もあるので、大掃除のタイミングで新しいものに取り換えるのも良いですね。
先ほどもお伝えしたとおり、油汚れが浮きやすい夏は、換気扇やグリル、コンロ周りなどの油汚れを落とすのに最適な季節です。
取り外しできるパーツについては、洗い桶やシンクに50度程度のお湯をためて、アルカリ洗剤を混ぜて20~30分漬けて置くことで油汚れを浮かせることができます。
漬け置きしている間に同じ洗剤を使って周りの油汚れも拭き取ってしまいましょう。
取り外しできない部分のしつこい汚れは、キッチンペーパーやティッシュペーパーに洗剤をしみこませたものを貼り付けてしばらく置く湿布法で落としやすくなります。
年末の大掃除でも時間を取られるのがガラス窓の掃除ですよね。夏の間にパッキンや細かい部分についたカビや汚れを落としておくと暮れの大掃除が楽になります。
網戸は掃除することで風通しが良くなり、涼しくなる効果も
期待できます。
外側から掃除用のフロアワイパーなどで拭いてきれいにしましょう。
窓ガラスの掃除は年末に回しても良いですが、夏にガラス磨きをするなら曇りの日を選ぶと良いでしょう。
晴れた夏の日だと、水や洗剤がすぐに乾いてしまって効率が
悪くなります。
水と洗剤を使ってきれいに汚れを洗い落したあとは、しっかりと乾拭きすることも忘れずに。
以上、夏の大掃除のポイントをお伝えしました。
今年は、家族みんなで夏の大掃除に挑戦してみませんか?
すっきりときれいに汚れがリセットされて気分も良いこと間違いなしですよ。
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