壁クロスの素材には布や紙のものもありますが、最も一般的なのがビニールクロスです。
加工性が高い素材であるため、表面に凹凸のあるエンボス加工やプリント等、さまざまな種類があります。
表面がビニール素材のため、水に強く掃除しやすい壁クロスであるとも言えます。
とは言え、壁は住まいの中でも面積が広いため、掃除すると言っても手間がかかるし、どうやって掃除すれば良いかわからずまったく掃除しないという方も多いようです。
でも、壁は意外と汚れているもの。たまには掃除して汚れを落としましょう。
【用意するもの】
・掃除機
・家庭用中性洗剤
・きれいな雑巾、ウエス(多めに用意しておく)
【ビニールクロス掃除の手順】
①壁に広がるモヤッとした汚れは、主にホコリによるものです。
掃除機をかけてホコリを吸い取ることでかなりきれいになります。
②中性洗剤を水で10~25倍ほどに薄めたものを作っておきます。
中性洗剤は原液で使用するよりも水で希釈して使う方が油汚れを落としやすくなります。
③水で希釈して作った洗剤液をスイッチ周りやドアノブ近くなど手垢汚れが気になる部分に塗布して数分置いたのち、雑巾やウエスで拭き取ります。
④汚れが気になる部分の掃除が終わったら、洗剤液に浸して固く絞った雑巾で壁全体を軽く叩くようにして洗剤液を塗布し数分置いてから、ぬるま湯に浸して固く絞った雑巾で拭き取ります。
雑巾は汚れたら取り換えるかぬるま湯で洗うようにしましょう。
⑤全体を拭き終わったら乾いたウエスで水分を拭き取って終了です。
ホコリや手垢など以外の、クレヨンやボールペンなどの汚れは落としにくいものです。
ホームセンターなどで市販されている専用のグッズを使用することで目立たなくなる場合もありますので、試してみるのも良いかもしれませんね。
壁は面積が広いので、一度にやろうとするとかなりの大仕事になってしまいます。部屋やスペースごとに日を改めて少しずつ掃除するのがおすすめです。
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