カビ発生の要因は「湿度」「温度」「栄養」の3つ。
これらを取り除くことができれば、カビを防ぐことにつながります。
室内のカビ対策は、まず空気の流れを作ることがポイントです。
「家具と壁の間を開ける」「カーテンやドアは閉めっぱなしにしない」「敷物は定期的に干す」など、風通しを良くして湿度を下げることでカビを予防できます。
クローゼットなどの収納は空気の通り道の確保が難しいので、除湿剤を使用して湿気がたまらないようにしましょう。
バスルームにはカビの発生要素がすべて揃っているため、カビが生えやすい場所だと言えます。
お風呂を使い終わった後は、カビの栄養になる石鹸カスを取り除くために熱めのシャワーでバスルーム全体を洗い流します。
次に冷たいシャワーでバスルームの温度を下げ、最後に水分を拭き取りましょう。
カビが発生しやすい角やドアの防水部分は特に注意
して!
湿度が高くカビが生えやすいバスルームには、小物などもあまり置かないようにしましょう。
梅雨時の部屋のイヤな臭いの原因のひとつに、部屋干しの洗濯物があります。
部屋干しするとにおうのは、洗濯で落としきれなかった皮脂やタンパク質が乾く前に酸化したり、雑菌が繁殖したりするため。
一人暮らしの場合などは特に一日に出る汚れものが少ないので、洗濯物は洗濯機にポンと入れて、何日に一度か洗濯機を回すというパターンになりやすいもの。
でも、汚れた衣類を洗濯機の中に入れたままにしておくと、洗濯機の中で汚れが酸化し、雑菌も繁殖。
そんな状態になってしまっては、洗濯しても臭いの原因を取りきれません。
洗濯物は洗濯機の中ではなく、通気性のいい素材でできたランドリーボックスに入れておくようにしましょう。
洗濯物の臭いの原因は酸化と雑菌です。
梅雨の季節、部屋干しの洗濯物の臭いを防ぐには、「こまめに洗って干す」「洗い終わったらすぐに干す」「風通しをよくする」といったことがポイントとなります。
この時期は、できるだけ洗濯物をためずに毎日洗うようにしましょう。
汚れたまま放置しないことで臭いの元を抑えることができますし、干す洗濯物が少なければ乾くのも早く、衣類がにおう前に取り込むことができます。
カーテンレールや壁際に干すと風通しが悪くなります。
できるだけ室内の真ん中に干し、扇風機や換気扇、エアコンの除湿機能などを使って空気を動かしてあげましょう。
部屋干し用の洗剤は臭いを抑える効果はありますが、絶対ではありません。
洗濯物を長い時間湿ったままにしておかないことが大切です。
お部屋をカビくさくしないためには、風通しを良くして空気をよどませないことがポイントです。
扇風機やエアコンの除湿機能などを上手に利用してお部屋の除湿対策をしましょう。
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