カビを退治するときに効果的なのが、カビ取りスプレーなどの塩素系漂白剤です。
まずシャワーカーテンを広げ、カビ部分にスプレーしたあと1時間ほど放置し、シャワーで洗い流します。
カビの面積が広い場合は洗濯機にシャワーカーテンと薄めた塩素系漂白剤を入れ、1時間ほど浸け置きしましょう。
そのまま脱水せずに取り出したらシャワーできれいに洗い流し、カーテンレールに吊り下げて乾かせば完了です。
なおシャワーカーテンを浸け置きする場合は、フックなどの金具は取り外すようにしましょう。
金属製のフックに漂白剤をつけると、サビの原因になってしまいます。
ポリエステル製などの布系のシャワーカーテンであれば、洗濯することが可能です。
洗濯機に入れる際は雑巾と一緒に洗濯すると、摩擦で汚れが取れやすくなります。
シャワーカーテンは基本的に水を通さないので、洗濯機に入れるときは折りたたんで水に浸かるようにしましょう。
洗濯後のすすぎは、黒カビが浮いてこなくなるまで繰り返しましょう。
高速脱水は洗濯漕の故障につながるので、使わないようにします。
「ポリ塩化ビニル」などのシート状の素材は、洗濯すると素材を痛めてしまうことがあるため、この方法はオススメできません。
シャワーカーテンを洗濯する際は、取扱い方法をチェックしてから行いましょう。
洗濯の頻度は、毎日お手入れをしていれば月に一度でOKです。
せっかくシャワーカーテンをキレイにしたのだから、今後カビの発生はできるだけ抑えたいものですよね?
カビを発生しにくくするポイントは「汚れを落とす」ことと「乾燥させる」ことの2つです。
シャワーカーテンのカビは、おもにシャンプーやリンス、石鹸の泡など、体を洗い流したあとの汚れがつきやすい裾の部分に発生します。
カビは石鹸カスなどをエサにするので、これらの汚れを洗い流すことで、カビのエサをなくすことができます。
またカビは高温多湿の環境を好みます。
シャワーカーテンを洗い流したら、水滴をよく払うかタオルなどで拭き取るようにしましょう。
そのあとカーテン自身が重ならいようにするのはもちろん、浴槽に貼りつかないようにして広げます。
そして浴室の温度と湿度を下げるために換気扇を回し、窓やドアを開けておくようにしましょう。
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